プロフェッショナル
勝者のための鉄則55
張本 勲
本体 1500 円
ページ数 
発売日 2013/10/7

第一章 「一流」になる条件
【鉄則】 自分の素質に合った“正しい技術”を知る。 松井秀喜がその素質を最大限生かし切ったら、三冠王に3、4回は輝いていたはずだ。
【鉄則】 すべてを我慢しようとすると、長続きしない。 好きなものが3つあるとしたら、ふたつは我慢するが、残りのひとつは自分への褒美とする。


第二章 「一流」の思考法
【鉄則】 自分の持ち味を磨くことに徹する。完璧になる必要はない。 イチローは、20年以上、ヒットを打つことに専念し、 ホームランなど余計な欲を持たなかったからあれだけの大記録を達成できたのだ。
【鉄則】自分が必要とされている部分を知れ。 宮本慎也は、もともと守備力に定評があった。 その基本を見失わず、欲張らなかったことが成功の秘訣だ。


第三章 「一流」の育て方
【鉄則】“押し付け”は指導者失格の証し。 プロ野球界にはダメな指導者もじつに多い。それには4つのタイプがある。
【鉄則】指導はポイントを分かりやすく、的確に伝える。 100の言葉より、創意工夫ある指導。 秋山幸二の打撃開眼にひと役買った「かまぼこ板コーチング」。


第四章 「一流」の組織論
【鉄則】勝つための戦略には裏付けがある。 長嶋采配は「カンピュータ」とよく揶揄されたが、私にはよく考え抜かれた当然の作戦だと思えた。
【鉄則】隠れた逸材を見抜くことは、指揮官の重要な仕事だ。 若き落合に代打を送ろうとした山内監督を引き留

めたことがある。


第五章 一流組織の名参謀論
【鉄則】一流の指揮官は一流の参謀を呼ぶ。 川上監督には牧野、鶴岡監督には蔭山、そして水原監督には西村一流のチームには名参謀と呼ばれる人たちがいた。
【鉄則】参謀に色気は禁物。 ナンバー2が「次は俺だ」と“色気”を出し始めると、どんなに強いチームもたちまち弱体化する。


【著者プロフィール】

張本 勲 はりもと・いさお
元プロ野球選手/野球評論家

1940年(昭15)広島県生まれ。松本商高(現・瀬戸内高)から浪商高(現・大阪体育大学浪商高)を経て、59年に東映フライヤーズ入団。高卒1年目からレギュラー獲得。2割7分5厘、13本塁打の成績で新人王獲得。翌年から3年連続で3割を打ち、早くから非凡な打撃センスを見せる。61年に初の首位打者、翌62年にはチームを日本一へと導く原動力として活躍し、パ・リーグMVPに輝く。その後、日拓ホームフライヤーズ (73年)、日本ハムファイターズ(74、75年)、読売ジャイアンツ(76~79年)、ロッテオリオンズ(80、81年) で活躍。広角打法の先駆者として「安打製造機」の異名を取り、70年には当時の日本記録となる3割8分3厘4毛を樹立。首位打者は4年連続を含め7回、3割以上を16シーズンにわたってマーク。3085安打(日本プロ野球公式記録・歴代1位)を樹立する。90年野球殿堂入り。 TBS系「サンデーモーニング」の名物コーナー『週刊御意見番』に出演中。著書に『野球愛 プロ野球への伝言』(小社刊)等。


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