Fine Editor's Column

“ジャパンブルー”って、なんか気持ちいい響き。



“ジャパンブルー”って、なんか気持ちいい響き。そんな表現のきっかけは1870年代、日本は明治時代ですね。

イギリス人科学者が来日したときに服を含め、日本人の使っているたくさんの布が美しい青に染まっている様子に感動して、そう形容したそうです。その青を作ったのが藍染め。日本の伝統的な染色です。

ちなみに、Fine最新号の『メイド・イン・ジャパンなA to Z』特集で紹介している革小物を染めているのは“阿波藍”。江戸時代から現在に至るまで、藍染め製品の生産が盛んな徳島県のもので、“天然灰汁発酵建て”という技法が使われています。

藍の葉を発酵させた“スクモ”に小麦や木灰の灰汁を加え、手作業でレザーを一枚ずつ何度も何度も液に浸して染めていくという……。そうして作られた革のウォレットを触ってみたら、ほっとするというか、なごむというか。

これは職人の手作業によるあたたかみがそう感じさせるのか、藍染めの青が日本人のDNAに刻まれているからなのか。どうも気分を落ち着かせてくれるのです。



Fine編集部編集長 池上 隆太






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