富士桜高原麦酒[山梨]

ドイツで学んだ伝統的な技法で驚きの味わいを生む!


一流レストランにスペシャリテといわれるシグネチャーメニューがあるように、名ブリュワリーにも“名刺がわりの一杯”がある。山梨に醸造所を構える富士桜高原麦酒の代表的なビールといえば、ヴァイツェンだ。海外でも高評価を集めるその理由とは?


[向かって左]ヴァイツェン

ヴァイツェンならではの香ばしい小麦の風味があり、ボディは軽やか。バナナのようなフルーティな香りは新鮮な酵母に由来したもので、なめらかでシルキーな舌触りが楽しめる。喉越しがよく、合わせる料理を選ばないため食中酒にもぴったり。「飲み飽きないヴァイツェン」の好例だ。

500㎖ 1000円

 

[向かって右]シュヴァルツヴァイツェン

“黒ビール=重い”というイメージを鮮やかにくつがえし、キレと“甘芳しさ”の両立を実現。7種のモルトをブレンドしており、コーヒー豆のようなロースト香とクローブ香がバランスよく絡み合う。独自の製法を用いて酸味を抑えたことで、コクがあるのにすっきりとした飲み口に。

500㎖ 1000円

クラフトビールの中には、ピルスナーやペールエール、IPAにスタウトなど、さまざまなスタイルがあるが、苦味が少ない上に、香りもフルーティなことから、「ビールが苦手でもするする飲める」と言われるのが、ヴァイツェンである。

ヴァイツェンとは小麦麦芽を50%以上使ったドイツの伝統的なビールのこと。飲みやすいというとクセがなく、ともすれば淡泊な味を想像しがちだが、その奥深さを体感するなら、富士桜高原麦酒のヴァイツェンを飲んでみてほしい。

ドイツで学んだ醸造士が造るのは、伝統的な技術を用いた本格派のドイツスタイルビールだ。ピルス、ヴァイツェン、燻製ビールのラオホの3ラインナップでスタートし、海外のコンペティションでの受賞歴も多数。2018年に開催されたワールド・ビア・アワードでは、シュヴァルツヴァイツェンが、小麦を使った黒ビール部門でグランプリを獲得する快挙を成し遂げた。〝ヴァイツェン=白ビール〟というイメージが強いが、実はヴァイツェンでも、まるでスタウトのような黒いビールも存在する。だが、その見た目に反して口当たりはまろやかで後味はすっきり。富士桜高原麦酒のシュヴァルツヴァイツェンは、香ばしいロースト香はそのままに、コクとキレを見事に両立しているのが特徴的だ。白と黒を飲み比べれば、ただ「飲みやすい」だけではないヴァイツェンの奥深さに魅了されるに違いない。

直営店のビアバー富士桜ロッポンギでは、ビールの全ラインナップをボトルでも販売している。さらに、2018年の10月からスタートした“富士桜ビアプロジェクト”の一環として、缶ビールも初リリース



写真/川上 守 文/小寺慶子 Fine[ファイン]2019年1月号P147掲載

店 舗 名ビアバー富士桜ロッポンギ
所 在 地東京都港区六本木4-8-7 嶋田ビルB1
電話番号03-5411-3333
営業時間17:00~24:30(土曜15:30~)
休 業 日日曜・祝日






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