デカすぎず、リアルに買えて、あらゆるシーンで
キビキビ走るクルマが最高! vol.20


TOYOTA / HILUX


2018-01-10

  • トヨタ ハイラックス Fine[ファイン]

  • 復活を望むファンからの要望を受け、13年ぶりに日本市場によみがえったハイラックス。フルモデルチェンジを果たした8代目のピックアップトラックは、その高い積載能力はもちろん急勾配や悪路ですら、ものともしないパワフルな走りも圧巻。湖のほとりで外遊び三昧な休日を過ごせるのも、このクルマのおかげかもしれない。


    遊びギアを詰め込み
    開放感あふれる湖へ。



    アクティブ派が苦手なことは、もしかしたら遊び道具の断捨離かもしれない。もちろん分別ある大人なので、あらかじめ目的を決め、最小限の荷物で出かけることのよ さは理解しているつもりだ。それでも、とびきり天気がよくて何をしても気持ちいい外遊び日和には、いろいろな遊びの誘惑に負けそうになる。トヨタが13年ぶりに復活させたハイラックスは、そんな欲張りな大人の旺盛な好奇心を、がっしりと受け止めてくれる。

    かつてピックアップトラックの代名詞として一世を風靡したこのクルマは、前席と後席を備えた4枚ドアに対し、天井がなくてドデカイ荷台を備えたいわゆる“ダブル キャブ”スタイルが持ち味。荷台の最大床面長は1565mmで、リアゲートの開口部は1380mm。本場アメリカでは、拾い上げた荷物を投げ入れられるクルマとして開発され、“働くクルマ”として親しまれているので、とにかく圧倒的な積載能力なのだ。

    だからこそ、この日のようにベースキャンプを湖畔に張って遊びまくることに徹した休日でも、心強いことこの上ない。湖上をゆるりと散歩するためのインフレータブルSUPや湖のまわりを散策するためのトレッキングギア一式を余裕で詰め込めるのはいわずもがな。野外料理を楽しむための道具もたくさん持ってこられたので、今夜は満点の星空の下、腕によりをかけたアウトドア料理に舌鼓を打つつもりだ。

    ちなみにこのハイラックスは、そんなトラック感覚の使い勝手を実現している一方、車内空間は快適そのもの。車高の高さから生まれる広い視野は運転がしやすく、後 部座席の座面を跳ね上げることで室内にも多くの荷物を積載できる。次の休日は仲間を誘ってどこに行こうか? そう思わせてくれる、理想のアクティブカーなのだ。


    トヨタ ハイラックス

    ヘッドライトは、車両の傾斜に応じて自動で照射範囲を調節するオートレベ リング機能付きのLED ライト。最大積載量500kg を誇るデッキスペースを 備えた勇ましいスタイルとデカいメーカーロゴが、男心をわしづかみにする

    TOYOTA / HILUX(Z)

    ■パワーユニット:直列4気筒 2GD-FTV ■総排気量:2393cc ■駆動方式:4輪駆動(パートタイム4WD) ■トランスミッション:スーパーインテリジェント6速AT ■乗車定員:5人 ■車両寸法:全長5335×全幅1855×全高1800mm ■燃料・燃費:ディーゼル(軽油)・11.8km/l


    いい意味で期待を裏切る
    快適な乗り味が病みつきに!



    ピックアップトラックというと、オフロード感のあるワイルドな乗り味を想像してしまいがち。ところが、新型ハイラックスのステアリングを握ると、その予想はいい意味で裏切られる。迫力満点なルックスとは裏腹に、びっくりするほど快適で機敏な走りを楽しませてくれるのだ。

    2.4リッターのディーゼルエンジンは、力強いトルクに加え、低速域からの加速力が自慢。当然ながら、オフロードでの頼り甲斐は十分だ。加えて、タフな走りをアシストしてくれる剛性の高いフレームは、悪路での衝撃を吸収する一方、オンロードの走行では抜群の安定感を生み出す。だから、海に向かう高速道路やコーストラインでは、極めてソフトでコンフォート感あふれる走りを享受できるというわけだ。

    さらにピックアップトラックというと、レトロな印象から安全性能面も昔のままというイメージを持つかもしれないが、新型ハイラックスはまったく違う。ブレーキアシストや緊急ブレーキシグナルを装備することで、安全性はかなり上昇しているし、Zグレードの車両には、歩行者を認識する衝突回避支援型プリクラッシュセーフティや車線逸脱を回避するレーンディパーチャーアラートまで備わっている。

    そんな頼りがいのあるクルマに飛び乗って走り出すと、いつもよりどっしりと構えてドライブを楽しめていることに気がつく。最低地上高で215mmという高さがもたらす見晴らしのよさも影響しているかもしれないが、何だか堂々とした気分でクルーズできる感覚がとても新鮮なのだ。この気持ちよさを知ってしまったら、もう後戻りはできないだろう。

    トヨタ ハイラックス
    • ダイヤルをまわすだけで
      簡単に駆動方式を変更!

      トヨタ ハイラックス
      駆動方式を変更できるパートタイム4WD システムを採用。市街地では燃費のよい2輪駆動、悪路では4輪駆動で安定感を。さらに4輪駆動にはハイとローという2つのモードを搭載し、パワーの必要な急斜面や泥ねい道などにも対応する  
    • 環境にも財布にもやさしく
      2つのモードを使い分け!

      トヨタ ハイラックス
      エコモードにしておけば、低燃費で環境にやさしい走りに。その一方で、ダイナミックな走りを楽しみたいときはパワーモードにチェンジ。そんな使い分けも、スイッチひとつでできるのが嬉しい
       


    本コラムはFine2018年1月号に掲載されています







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