2017-12-01
魚屋が“地元への恩返し”に、この地で育てた葡萄を使い、醸造を行うドメーヌに取り組んで10年。氷見生まれの魚介に合うワインを丘の上の宿でじっくりと!
山湾を見下ろし、晴天日には立山連峰も望める丘の上のワイナリー兼オーベルジュ。海と山の恵みがもたらされる氷見ならではの眺めと言えそう。この地で代々魚屋を営んできたが、地元に対しての恩返しとして、食と合わせるワイン造りをはじめることに。目指すは魚介と相性のいいワイン。
2007年に畑の開拓をはじめ、翌年に植樹。シャルドネやメルローなど、お馴染みの品種に加え、スペインの海辺の町が原産のアルバリーニョも。最初のヴィンテージは2009年。当初は委託醸造だったが、植樹から3年後にはより美味しいワインを求め、すべてを自分たちで行うドメーヌに。
10ヘクタールの敷地の半分は葡萄畑。残りはハーブ園やヤギ小屋、そしてレストラン、ショップ、1日1組限定の宿がある。木立の合間に佇むロッジは、3つの寝室とリビング、キッチン付き。併設のレストランでイタリアンを味わうもよし、食材を仕入れて自炊もよし。氷見の美味しい魚介に、すっきりとフルーティなワインの杯が進む。