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レンジローバー ヴェラール


2017-12-26

  • レンジローバー ヴェラール
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  • 帯に短し襷(たすき)に長し 、なんてことわざがある。中途半端で役に立たないという場合に使われるものだ。ただ最近は、その中途半端とされてきたものにもニーズがあるような気がしなくない。ライフスタイルの多様化で、これまでのような概念ですべてがまかり通るとは思えないからだ。

    身のまわりを見渡すと、ゴルフのキャディバッグなんかがそうかもしれない。プロが使うのと同じカート型がデフォルトだが、最近は自立するスタンド型もバリエーションがいっぱい。以前はカート型以外に、家の近くの練習場に行く用のクラブケースしかなかったが、近年小口径のスタンド型をよく目にする。しかもこれが使い勝手がいい。

    時計もそう。特にダイバーズはメンズとレディスがはっきり分かれていて、メンズにはガッチリした40㎜以上のケースが当たり前になっていたが、今は自由。30㎜台の様々なサイズが店頭に並ぶ。要するにこれまでは中途半端と思われてきたサイズをマーケットが欲しているのではないだろうか…。

    〈レンジローバー〉ヴェラールは、まさにそんなクルマと言いたい。フラッグシップである“レンジローバー”や“スポーツ”ほどのサイズやパフォーマンスは欲していないけど、“イヴォーク”よりは迫力あるのに乗りたい! なんてニーズにピッタリだからだ。そう、ヴェラールはサイズもパフォーマンスも、そんな人にはちょうどいい塩梅ってわけ。

    具体的には〈レンジローバー〉スポーツの全長が4855㎜なのに対しヴェラールは4803㎜。イヴォークの4370㎜との開きはあるにせよ、間に位置するのは確か。で、デザインはご覧のとおりかなりかっこいい。レンジローバーファミリーとしての堂々とした佇まいを保ちながら、イヴォークで新たに表現したスタイリッシュなフォルムを見事に融合させている。言ってしまえば、スポーツクーペのよう。まぁ、流行りといえばそうだが、完成度は高いと思う。

    そんなことができたのは、同門である〈ジャガー〉との技術共有が行われたから。ヴェラールの骨格は、実は〈ジャガー〉のSUV、“Fペイス”から譲り受けている。となると、このクーペライクなフォルムも納得。でも、オフロードの技術はまさに兄譲りで、その辺の“カタチだけSUV”とは違う。そこはレンジローバーファミリー。“やるときはやる”的なワイルド野郎なのだ。ニクイねー。








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